こんにちはリュースケです
今回はFX初心者が陥りやすい点をピックアップしています。
とりあえずこの記事に書いてあることを守り取引していけば、最低限の取引ルールを守ることができます。
初心者が1番損なことは、すぐにロスカットして退場してしまうことです。
最初にその経験をしてしまうと、トラウマになったり勝てない印象が強くなり、FXの世界に戻ってこれなくなってしまいます。
それはかなりもったいない話です。
初心者が最初にすべきことは「いかに長く相場で生き残ること」が最重要になります。
なぜかというと圧倒的に経験が足りない為、勘を養う時間が必要です。
この記事はこんな方におすすめ
- うまく成果が上げられない
- FXを始めたいけど、少しこわい
- これだけは注意したほうが良い点が知りたい

しかし最低限のルールを守れば問題ありません
FXは初心者でもやることができて、初心者でも利益を上げることができ、少額で始められる数少ない投資になります。
ここまででまだ不安な方はもう少しだけお付き合いください。
- FXを安心して始めることができる
- 注意すべき点がわかる
- 成果につながる
本記事の内容はもくじよりどうぞ
レバレッジを上げ過ぎない

レバレッジ上げ過ぎない
日本国内のFX会社は最大25倍のレバレッジを掛けることができます。
しかし海外FX業者ともなると低くても「400倍」高ければ「5000倍」なんていう業者も存在します。
証拠金(取引するのに必要な金額)はいくらで取引できるのでしょうか。
日本FX業者
1ドル=110円の場合
1万通貨購入するのに↓
「110円×10000枚=1100000円」
1100000円必要になります。
しかしレバレッジを利かせると
「1100000円÷25倍=44000円」
44000円あれば1万通貨(1枚)を購入できます。
ちなみに1万通貨購入すると、1ドル=110円⇒111円になったとします。
そうすると10万円の利益になります!
海外FX業者
レバレッジ最大1000倍の業者とします。
「1100000円÷1000倍=1100円」で1万通貨を購入できます。
44000円と1100円だと金額にかなりの差がありますよね。
仮に海外FX業者(レバレッジ1000倍)の場合は証拠金が1100円あれば1万通貨の取引ができます。
しかしロスカット率が証拠金の50%の場合、口座に2000円入れておいたとしたら持っているポジションが‐1450円になった時点で強制決済(ロスカット)になります。
1万通貨の‐1450円というのは
買い注文・残高2000円
110.000⇒109.985に変動すること
微々たる変動にも耐えられなくなってしまいます。
日本の業者の場合はもう少しゆとりがあります。
レバレッジ規制が25倍のため、1万通貨を取引するのに44000円必要になります。
レバレッジ25倍の場合
残高50000円・ロスカット率50%
‐28000円になったらロスカットになります。
110.000⇒109.720になったら強制決済(ロスカット)になります。


ロスカットを受けた場合に残る金額も少ないけどね
まぁロスカットされた時点で残高には期待しないほうが良いよ
レバレッジを上げ過ぎるということは、必要証拠金ギリギリで取引を行うことです。
余裕を持った取引ルールで行いましょう。
買い注文で1円(110.000⇒109.000)くらいの変動でロスカットされてしまう内容で取引せずに、それ以上の余裕資金での取引をおすすめします。

ロット数を増やさない

ロット数を増やさない
これは初心者がビギナーズラックで勝ってしまった時に、絶対にやってしまうことの1つです。

ロット数を増やすことで利益を増やすことができますが、損失も大きくなることも忘れてはいけません。

そうすれば利益は5倍だー!
確かにそうなんですけどね。
この思考になってしまった場合は、損失のことは頭から消えてしまっています。
そして早く取引したい気持ちが大きくなり、値頃感で取引してしてしまい強制退場の流れになります。
ビギナーズラックで連勝する
ロット数を増やして大きく勝とうとする
損失が大きくなり退場
初心者が絶対にやってしまう一連の流れです。
ロット数は自分の中でルールを定めたうえで、徐々に増やしていきましょう。

生活に支障が出るお金ではやらない
そもそも投資ということを理解したほうが良いですね。
あくまで投資とはギャンブルとは違います。
一攫千金の賭けにでるのではなく、安定した利益を継続して出せるものが投資です。

一定数この考えにたどり着く人はいると思います。

次の給料を当てにするというところまでいきました。
しかしそんなことをして少額で大きな利益を目指しても結果は見えていますよね。
メンタル面も正常を保てなくなります。
もしもそのお金が無くなってしまったら、生活を切り詰めなくてはいけなくなります。
そんな状態で良い取引は決してできません。
目が充血させてチャートやレートの画面にかじりついている姿を想像することができるかと思います。
ロスカットされずに損切りすることを身に付ける

身に付ける
初心者のうちは、マイナスの状態で決済することにとても抵抗を感じる場合があります。
しかしどんなにトレード成績が優秀な人でも負けるときは負けるのです。
例えば
10回トレードしたとします。
9勝1敗、勝率90%の素晴らしい成績に見えます。
しかしFXはこれでは勝てません。
金額がすべてなので、100円でも価値は勝ちです。
100円×9回=900円の勝ちですが、
残りの1敗で1000円負けてしまったら
トータルで-100円です。
勝率は90%と高いですが、トータル収支でマイナスであれば何の意味もありません。
FXで大事なのは、「勝率を上げることではなく、負け額をいかに減らせるか」にあります。
よく言われる言い方だと「コツコツドカーン」とも言われます。
コツコツとプラスを積み上げていき、1回の負けでロスカットされてしまうようなもったいない取引です。
損切りできない人の心情
- まだ想定内のマイナスだ
- すこしマイナスが大きくなってきたな
- ここまできたら決済しよう
- さっき言っていたところまできたけど、ここまで来たらあとは戻るだけだろう
- まだ耐えられる
- やっぱりダメだったー(ロスカット)
私の初期の取引なんて9割これの繰り返しだったので、今でも鮮明に思い出せます。
実際に取引してみると損切の難しさがわかると思います。
大きなマイナスを抱え込むと、次の取引の事を考えがちです。
もう値が戻らないと確信して、残った金額でどのくらい取引できるか考えます。
結果、少額での取引しかできないので今のポジションで燃え尽きてしまおうと思ってしまうわけです。
損切りルールは明確にして、必ず従うルールで行いましょう。


取引時間に気を付ける
基本的に土日は取引ができません。
意図的にポジションを持っていない限りは、金曜日に決済しておくことをおすすめします。
なぜかというと土日で、相場が急変することがあるからです。

取引時間が米国の「夏時間」「冬時間」で変化します。
夏時間
月曜午前6:00~金曜午前6:00まで
冬時間
月曜午前7:00~金曜午前7:00まで
正確な細かい時間は、各証券会社によって違うのですが、基本的には上記の時間になります。
大幅に早く開くとか特別なことをできるわけではありません。

ネットの情報を鵜呑みにしない
ネットには情報がありふれています。
どれが本物で正確なのか情報は無限にあります。
その中でも情報操作といい、我々に少し違う情報など伝え、大衆を使い相場を動かすこともあります。
取引する際に絶対に間違いない情報はあり得ないので、どんな情報でも一度疑いましょう。
デモトレードを活用してみる
やり方や操作方法を覚えるために行うことは、十分に参考になるかと思います。
しかしデモトレードは所詮は練習です。
「メンタル面」・「実際の相場感」は一切養われることはありません。
経験値を積みたいのであれば、少額でも実際に1度取引してみることが上達の1番の取引が必要です。
デモトレードでうまくいったからといって、実力を過信するのはやめましょう。
本当にリアルトレードとの違いは天と地ほどの差があります。
操作方法に慣れるためだけと割り切ってください。

まとめ:最低限ルールを守れば楽しく取引できる
- いかに退場しないで相場に生き残れるかを考える
- 自分ルールを作成し、確実に実行する
相場に生き残っているだけで、トレーダーとしてのスキル・経験は上がっていきます。
まずはどれくらい稼ぐなどの目標よりも、少しでも生き残ることを考えましょう。
そのうえで今の自分にはどれくらいの目標がちょうど良いのかも見えてきます。
自分ルールの話はあまりしていませんが、要は「損切りタイミング」「注文方法」「ロット数」その他多くの細かい内容を自分に合ったルールで決めることです。
そしてそのルールは絶対に守らなければいけません。
トレードに感情は要りませんので、そのためのルールです。
「あと少しで戻りそうだから、もう少し待ってみよう!」
「ここで追加してロット数を増やそう!」
すべて命とりです。
取引していると「監視されているんじゃないか」と思うくらい自分の考えとは逆に相場が展開することが多々あります。
しかし誰もあなたのことを監視していないし、どんなにマイナスポジションを持っていても助けてはくれませんのでそれだけは覚えておいてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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