大衆心理で ゼロサムゲームを制す

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FXはゼロサムゲーム!大衆心理を利用すれば勝つことができる

2021年2月27日

こんにちはリュースケです

今回はFXが"ゼロサムゲーム"と呼ばれる理由から、それを利用すれば勝てる事実をお伝えしていこうと思います。

まず"ゼロサムゲーム"とは総合損益が0になるということです。

息子
どういうこと?
FXすべての取引合計が利益と損失で計算したらプラスマイナス0になるということだね
リュースケ

つまり自分が10万円の利益を出せた場合、他の誰かが10万円を失っているということになります。

ゼロサムゲーム

 

この記事はこんな方におすすめ

  • ゼロサムゲームってなに?
  • 勝てるようになるの?

 

FXで利益を出し続けていけるのは極わずかであり、さらに専業などのFXだけで生活していける人はほんの一握りしかいないことは事実です。

FXで勝てている人というのは、膨大な利益を得ることができています。

その膨大な利益を得ることができている背景には、それだけの損失を出している人たちがいるということです。

それがゼロサムゲームの真実になります。

 

本記事の内容はもくじよりどうぞ

 

大衆心理を理解するために

大衆心理を理解する

ゼロサムゲームを利用して利益を出していくのであれば、大衆心理を理解しなくてはいけません。

FXでは大衆と同じことをしていては勝てません。

大衆は基本に忠実に動きますので、基本を守ることは大切ですが基本にとらわれ過ぎると大衆化してしまうので摂取される側になってしまいます。

難しいかもしれませんが、基本を守りつつ型を敗れる人こそが勝ち残れる世界でもあります。

 

損をしたくない心理が働く

 

まず人は利益を出したい心理よりも、損失を出したくない心理が強く働きます。

それは"プロスペクト理論"といい損失を出したくない・損失から目を背けるといった状態になってしまいます。

これによりトレンドが形成されていくパターンも多く存在します。

価格が一方向へ大きく伸びているときに、損失を回避しようとして放置してしまうとマイナスが膨らむ一方になってしまいます。

逆にプラスのポジションを抱えている人は、早く利益を確定させたい気持ちが強くなりますので早まった利確をしてしまいがちになります。

 

自分を信じ過ぎてしまう

 

自分の保有しているポジションは絶対にプラスで終わらせることができると思い込むことは、良い面もあり行き過ぎてしまうと大きな損失を出してしまう結果になります。

認知的不協和という認知バイアスにかかってしまっている可能性もありますので、相場状況を冷静に判断する必要があります。

間違った選択をしているにも関わらず、自分の判断を正当化しようと無理やりな理由をこじつけていませんか。

 

価格にとらわれ過ぎる

 

以前に印象に残っている価格があったとしたら記憶が、フラッシュバックしてまた同じことが起こるのではないかなどを考えてしまうことです。

もしくはある一定の価格を軸に考えてしまい、少し下がってもまたすぐに戻ってくるだろうと思ってしまうことをアンカリング効果と言います。

これは投資歴が長い経験豊富な人ほど陥りやすい認知バイアスになりますので、投資に慣れてきたところで注意すべきポイントです。

 

大衆の意見が正しいと思ってしまう

 

リュースケ
みんながやっているから正しいと思った経験はありませんか?

日常生活においてその考えは正しいのかもしれません。

しかしFXにおいて大衆心理に乗っかるということは、かなり危険な行為になります。

トレンドの先頭に乗ることができれば大きく利益を狙うことができますが、トレンドの終盤/後乗りをしてしまった場合はすぐに相場が反転することがあります。

トレンドは大衆心理が作り出すものですが、大衆心理についていくことが正しいとは限りません。

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ゼロサムゲームを勝ち抜くには

勝ち抜くには

大衆が陥りやすい"認知バイアス"を理解したところで、ゼロサムゲームを利用して勝ち抜くためのトレードを見ていきましょう。

 

俯瞰的ふかんてきに相場を見る

 

チャートを血眼になって追いかけてはいませんか。

リュースケ
以前の私は、1つの時間軸チャートを目が充血するほど睨みつけていました。少しの値動きも見逃さないようにしているのは、疲れましたね(;^_^A

 

俯瞰的に見るために

  • 自分を操作する感覚を身に付ける
  • 長い時間軸チャートを確認する
  • トレードから離れてみる

 

自分を操作する感覚を身に付ける

のは非常に上級テクニックになりますので、初心者の方はあまりおすすめしない方法になります。

自分を上から見下ろしているようなイメージをして、操っているような感覚をします。

これができればある程度の感情を排除することができますので、トレードを優位に進めることができます。

 

長い時間軸チャートを確認する

というのは、例えば1時間足のチャートばかりを見るのではなく、視野を広げるために4時間足・日足・週足と他の時間軸も確認することが大切です。

この方法は「マルチタイムフレーム分析」といった分析方法になりますので、下記記事をご覧ください↓

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トレードから離れてみる

ことも1つの手段だと思います。

トレードのことばかりで頭がいっぱいになっていると、逆にエントリーポイントを見逃してしまったりすることもあります。

一度頭を冷やす意味でもトレードのことは忘れてリセットすれば、クリヤな思考で次トレードに挑むことができます。

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売買を逆にすれば良いわけではない

 

買いから入ろうと思ったけど、いつも逆行するから売りから入ってみよう!

これは絶対にやってはいけない思考になります。

  • 後悔する
  • ただギャンブルになっている

まず自分が最初に予想したことと逆のことをするわけなので、損失を出した場合に後悔しか残らなくなります。

後悔するトレードをしている場合は、損切りにも手が出しづらくなります。

 

次にFXは上か下かのギャンブルをやっているわけではありませんので、「やっぱりこっちにしよー」とやっている時点で負けは確定しています。

 

大きな値動きはパニックの可能性

大きな値動きはパニックの可能性

 

大きく値が動いたときは大衆がパニックになっている可能性もあります。

重要な経済指標などが発表された場合に価格が安定しなくなります。

そんな時に焦って損切りや利確などの決済が相次いで行われるため、"経済情報"と"大衆の動き"が合わさって値動きが加速することがあります。

 

大口投資家の罠

レンジ相場

レンジ相場

 

レンジ相場ができた場合、"サポートライン""レジスタンスライン"が形成されます。

ある程度の抵抗ができることは確かですが、機関投資家やヘッジファンドと呼ばれる大口投資家は相場を操作できるほどの資金力を持っています。

ですのでラインをわざと割らせて決済や売買を初心者や大衆から引き出す行為を行う場合があります。

そんな"ダマシ"と呼ばれる行為が行われることがありますので、ラインや基本的なテクニックを信じ過ぎるのは良くないかもしれませんね。

 

まとめ:大衆心理を制すはゼロサムゲームを制す

 

ゼロサムゲームを攻略するには、大衆心理を理解することが1番早いかなと思います。

細かなテクニックはありますが、よくある認知バイアスを理解するだけでもトレードを有利に展開していくことができます。

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自分が儲かっているときは誰かが損をしているなどとは、決して考えないようにしましょう。

どこかの通貨が上がっているときはどこかの通貨が下がっていることが多いのでゼロサムゲームと呼ばれますが、そこの相関性を考えることによりトレードしていくこともできます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

  • この記事を書いた人

リュースケ

Ryublog管理人のリュースケです
2児の父でありサラリーマンブロガー
FX投資歴15年、最近は仮想通貨/NFT/WEB3.0に没頭
HSPという繊細さん視点で執筆

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