こんにちはリュースケです
今回はエントリー後に逆行する謎について迫っていきたいと思います。
投資経験がある人なら誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
エントリーした瞬間に逆行し含み損が膨れ上がり
「えっ!?なんで!?絶対誰かオレがエントリーしたの見てただろう!」
と思ってしまうほど冷静にはいられなくなります。
結論ですが、実力不足が最大の原因だと推測できます。
エントリーをしたから相場が動いたのではなく、相場が動くときにエントリーをしてしまっただけです
この記事はこんな方におすすめ
- エントリーした瞬間に逆行する謎を知りたい
- もしかしたら監視されているのかもしれない
- いきなり含み損が膨れ上がる
あまりにも逆行するので、自分が考えたエントリーの買いと売りを逆にしてエントリーすれば良いのでは?と一度は考えると思いますが絶対にやめましょう。
それはただのギャンブルをやっているのと変わらなくなります。
FXは”上か下か””上がるか下がるか”の2択をやっているわけではありませんので、そう単純にいくものでもありません。
- エントリー後の逆行の謎が解ける
- 対策を用意しておける
- 脱初心者に近づける
本記事の内容はもくじよりどうぞ
相場状況を把握する
相場状況が理解できておらず自分の都合や焦って飛びつきエントリーをしてしまっている可能性があります。
まずは冷静になり相場の状況を把握することが先決です。
- 大きな経済ニュースは発生していないか
- 経済指標の発表時間は調べてあるか
- 不安定な時間帯でのトレードはしていないか
- 大きなトレンドはどっち向きか
- チャートパターンは形成されているか
上記のように把握しておかなければならないことはたくさんあります。
相場では一歩間違えると簡単に間違えたエントリーをしてしまいます。
今自分が置かれている状態がポジションを持っても、他からの影響が受けづらいのかだけでも知っておくだけでトレードを有利に進めることができます。
環境認識についてはこちらもCHECK
“高値買い””安値売り”をしてしまっている
FXの基本
上記は基本中の基本であり、他の商売でもいえることですね。
お金儲け(商売)の根源はここにあるような気がします。
ところがエントリーした瞬間に逆行してしまう人たちは、この商売の基本ができていないのです。
なぜ基本ができないのか
- 相場状況を把握できていないから
- 自己都合でトレードしているから
- 壁が見えていないから
先ほども出てきましたが、相場状況はどんなときでも把握しておかなければトレードするのは危険です。
たまたまチャートやレートを見たときに、今エントリーすべきだと直感的に行うトレードは完全に自己都合トレードです。
エントリーポイントというのは自分の都合の良いタイミングではやってきません。
しっかりと引き付けて引き付けてからエントリーしなければ、中途半端な値からエントリーしてしまい高値掴みや安値売りをしてしまう結果になります。
飛びつきエントリーをしてしまう
飛びつきエントリーを1番しやすいタイミングというのは、不本意な損切りをしてしまったときです。
損失を取り戻そうとやけになり、何の根拠もなしにロット数を増やしてエントリーをしてしまいます。
飛びつきエントリーは周りが見えていない典型的なパターンですので、エントリー前には一度深呼吸をしてテンポを遅らせてみましょう。
エントリーしないことが難しい理由についてはこちらもCHECK
避けられない逆行
FXでは予期せぬ動きをすることが必ずあります。
すべてを予想し的中させることは実質不可能ですので、逃げ道やもしかしたらの可能性も視野に入れておかなければなりません。
初心者だから逆行が起こるのではなく、相場の理解度が低いからエントリー後逆行現象が多くなってしまうのです。
ファンダメンタルズの影響
国の財政状況を示す指標のことですが、こればっかりは発表されてみなければわからない部分が多いです。
チャートパターンや今までのトレンドを裏切り、一気に反転逆方向に進んでいってしまう場合もあります。
避ける方法としては
- 経済指標カレンダーで予定を把握しておく
- 予期せぬ方向へ動いた場合の対策を取っておく
- 動きそうなときには、ノーポジションを維持する
突発的な演説や発表でなければ、事前に経済情報を発表する予定が組まれています。
以下のようなものです。
FXや投資全般では自分の思い通りに動かないと仮定するのが基本です。
特にファンダメンタルズではチャートや値動きからの予想が厳しいものになりますので、あらかじめどの方向に動いても良いように対策を取っておきましょう。
対策とは、おもに”損切りライン”を設定しておくことになるのですが、これはかなり重要なことですのでいくら自信があるトレードだとしても怠ってはいけません。
大きな経済指標の発表を予定していたり、国の情勢が芳しくなかったりする場合には迷わずに”ノーポジション”を選択しましょう。
初心者には”ポジポジ病”という病があるようにポジションを持たないことが難しくなってしまいます。
ポジポジ病が大きな損失を生み出してしまうのは、こういった予測しえない場合が多いですのでノーポジションで待つことも大事になってきます。
ポジポジ病について
ファンダメンタル分析について
対策:出口を用意しておく
入ったのであれば出口を用意しておかなければいけません。
あいまいな結果を予想してしまうと、あいまいな結果にしかなりませんのでしっかりとシナリオを描いていくことが重要です。
そのためにはどういった視点で相場を見ていくべきなのかを話していきます。
レンジ相場だと理解できていない
ブレイクポイントばかりを狙っていても、レンジ相場だった場合いつまで経っても反転反転の繰り返しでエントリー後の逆行の餌食になります。
確かにブレイクポイントをうまく利用できれば、大きな利益を得られることも可能です。
しかしブレイクポイントというのは、ごくたまにしかやってきませんので初心者が狙うには障害が多いです。
相場というのは”レンジ”と”トレンド”でほぼほぼ形成されていきますので、レンジ幅を理解していないというのは多くのチャンスを失ってしまっています。
長めの時間足が見えているか
スキャルビングのような短期売買をしているからといって、1分足や5分足のみを見ていると瞬間の値動きは捉えることができるかもしれませんが、そもそもの大きな流れについていけなくなってしまいます。
どんなトレード手法であろうとすべての時間足を見ることで、様々な可能性を引き出すことができます。
1時間足では上向きだが日足では下向きのトレンドなんてことは日常茶飯事です。
「1時間足で上昇トレンドだから買いだ!」
と単純に買いからエントリーしてしまうと簡単に損失を出してしまうことになります。
マルチタイムフレーム分析についてはこちらもCHECK
相場は予想通りには動かない
どんなに分析してエントリータイミングを引き付けてポジションを持ったとしても、予想を裏切ってくることはあります。
予想が当たらないことは仕方がないことです。
予定外の動きをした場合の対処法を用意しておくことが重要です。
あとは想定外の出来事をできるだけ想定内にしておくことが大切です。
難しいかもしれませんが、あらゆる可能性を潰していき各場所に出口を用意しておけば、あとはその地点に来たら実行するのみです。
逆行したあとの許容度が低い
損切りラインを狭くし過ぎてしまうと、今度は損切りばかりになってしまい「損切り貧乏」になってしまいます。
自分がエントリーしようと思ったタイミングというのは、他の人(大衆)もエントリーを考えていると思った方が良いです。
そして損切りラインも似たり寄ったりの場所になるはずですので、大衆と被らなくする必要があります。
最初に思った損切りラインよりも幅を持たせることで、損切りを回避できる可能性もあります。
時間的要素を組み込む
日本時間で夜10時以降になるとドル円は活発な値動きをし始めます。
それはニューヨーク市場が開かれ、アメリカ勢などが参入してくるからです。
このように毎日の時間帯でも特徴がある時間がありますので、絶対に把握しておかなければなりません。
取引時間についてはこちらをどうぞ
まとめ:上がる場所ではなく、下がらない場所を探せ
1つの考え方として上がる場所を探してエントリーするのではなく、下がらない場所を探すことで”損失を出さない”ことに焦点を当てることができます。
損失を出しにくいということは、自動的に利益を出せる可能性が高くなるということです。
“エントリー後の逆行”をまとめると以下になります。
まとめ
- 相場状況を把握する
- 避けられない逆行もある
- 出口を用意しておく
最大の原因は”経験不足””実力不足”が考えられますので、実際のトレードで検証などを行っていくことが1番の近道なのかと思います。
とはいえ「監視」はされていませんので、安心してください。
個人を監視して相場を動かせる証券会社はありませんので、ご安心してトレードを楽しんでください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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