こんにちはリュースケです
今回は「スキャルピング」というトレード方法について見ていきたいと思います。
簡単に説明すると最長でも”1時間以内”に完結する短期トレードの方法になります。
上記のように、最初の頃は思っていました。
しかしトレードスタイルはいろいろ存在していて、ポジション保有している時間をあらかじめ計画しておきトレードするものだとわかりました。
大きく分けて3種類ありますが、「スキャルピング」はポジション保有が1番短く、まさに短期決戦という感じです。
相場状況の変化に左右されにくく、自分のルールを守れなければうまく機能しない方法になります。
この記事はこんな方におすすめ
- 副業でFXをやってみたい
- スキャルピングって何だろう?
- どんなトレードスタイルが向いているのか知りたい
どんなトレードスタイルがあり、自分はどんなスタイルでトレードに挑めばよいのか考えることは勝率にも大きく関わってくことになります。
またその方法を知っておくだけでも選択肢を増やすことができますので、視野を広げる意味でもとても大切なことです。
- 副業でFXトレードをするのに最適な方法が見つかる
- サラリーマンでもできるトレード方法がわかる
- 適正手法を探すことができる
本記事の内容はもくじよりどうぞ
スキャルピングとは
上記画像のようにトレードスタイルには大きく分けて3種の方法があり、目的とするトレード期間に違いがあります。
その中でも”スキャルピング”は1番ポジションを保有している時間が短いトレードスタイルになります。
エントリー~決済まで1時間以上は掛からないのが基本です。
- 分スキャルピング
- 秒スキャルピング
上記のように呼ばれる”超短期スキャルピング”もあり、数分のうちに決済までいく”分スキャ“と1分以内に決済までいく”秒スキャ“があります。
ここに注意
エントリー~決済まで1分以内で行われる”秒スキャ”はFX業者によっては禁止行為にあたることもあり、口座凍結などのペナルティを受けてしまう場合もありますので、注意が必要です。
海外FXは基本的にスキャルピングを禁止していません。
なぜなら下記画像のようにNDD方式を採用している業者が多いため、中継ディーラーの注文が追い付かなくなることがないからです。
海外FX業者は顧客が取引すればするだけ手数料により儲かることができますので、スキャルピングをどんどんやってほしいと思っているはずです。
悪質な場合はペナルティもあります
日本のFX業者に多いのですが、DD方式という中継ディーラーを入れるタイプの注文方式だとディーラーの注文が追い付かなくなり、カバーしきれなくなる可能性が出てきます。
カバーしきれないというのは、顧客が不相応なトレードを行っていると感じた場合に中継ディーラーが顧客とは反対のポジションを保有することにより損失を相殺することです。
NDD方式は不透明なところもありますが、こういった工夫を行うことにより手数料の削減に成功しているのです。
自分に合ったトレードスタイルを知る
まず本当に”スキャルピング”が自分の生活環境や労働環境に適したトレードスタイルなのかを理解する必要があります。
専業ではない場合は、まずチャートに張り付くことができないので常に相場を警戒しておかなければいけない手法は無理ですね。
「この方法が好きだから」「なんとなく」でトレード方法を決めるのは、良くないことでありどえらい結果になることが目に見えてしまうのでやめましょう。
自分の生活スタイルを整理して確実に時間が取れる時間帯などを把握したうえで、トレードに挑むことが成長にもつながります。
確保できるトレード時間
専業トレーダーの方以外は、時間に縛りがあり限られた時間の中でトレードをする時間を捻出しなければなりません。
そして確保できる時間帯や時間の長さによってトレードスタイルを変化させていく必要があります。
「少し時間ができたから、トレードしてサクッと稼いじゃおう♪」
というような甘いものではありません。
よくあるうたい文句
- 1日10分で毎月100万の収入
- 好きな時に好きなだけ稼げる
- あなたはワンクリックするだけで1日3万
上記のような言葉を目にしたことがあるとは思いますが、絶対に稼げるようにはなりませんのでご注意ください。
スキャルピングはある程度チャートを見続けなければいけませんので、トレード時間を確保できない方には向いていません。
短時間で取引できるからと言って短時間で完結できるとは限りません。
分析に掛けられる時間
これもトレード時間と同様で、分析に時間を掛けられなければスキャルピングで勝つことは難しくなります。
スキャルピングにとって”分析”時間というのは、トレードする時間より何倍も重要になってきます。
FXでは1時間後のレートを的中するよりも、1分後のレートを的中させる方が難しいと言われています。
むしろトレードが開始してしまえば、もう分析によりシナリオが完成していますのでただただ作業すれば良いだけです。
なので”トレード時間””分析時間”を掛けられない場合は「スキャルピング」には少し厳しいかと思います。
スキャルピングで利益を出すために
これだけは覚えておかなければいけないことがあります。
- 相場状況の変化についていかなければならない
- チャートに張り付いていた方が有利
上記のことができれば「スキャルピング」で利益を出していくことも難しくないのではないでしょうか。
しかし言葉で言うのは簡単ですが、いざトレードするとなると劇的に難易度が上がりますので注意してください。
相場状況の変化についていかなければならない
スキャルピングはボラが大きいときの1分先のレートを予測するような手法になりますので、常に相場の変化を敏感に感じ取らなければいけません。
「上昇トレンドでチャートパターンがこうだから今がエントリーだ!」
なんて考えている間にも刻一刻と相場は変化していきます。
スポーツではありませんが、思考の瞬発力がかなり必要な手法であることは間違いありません。
チャートに張り付いていた方が有利
チャートに張り付いていた分だけチャンスを見ることができます。
チャンスを見れるということは、それだけ利益を出せるタイミングに遭遇できるということになります。
1日中チャートに張り付いていてもレートが動きづらい時間帯もありますので、ボラが大きくなる時間を狙うことも大事になってきます。
下記画像は各市場の活発な時間帯になりますので、絶対に覚えておくべきものになります。
適正な通貨ペアを選ぶこと
通貨ペアによってスプレッド幅が大きく異なることはあります。
スプレッドはFX会社の利益に直結しますので、会社により差が生じます。
インターバンク市場に参加する銀行が決めるスプレッドにFX会社が上乗せした金額になりますので、ある程度はどこのFX会社でも同じようなスプレッドになります。
あとはどれだけ上乗せして手数料を取っているかになりますので、そこを注意して見る必要があります。
数銭違うだけで積み重なれば大きな金額になりかねませんので、FX会社選びは慎重に行ってください。
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知っておくべき実態
どんな手法にもメリットデメリットのようなものが存在します。
デメリットだけ見てやめるのではなく、しっかりとメリットも見たうえで取り組むべきだと考えます。
それではスキャルピングの特徴を見ていきたいと思います。
初心者には難しいかも!?
スキャルピングというのは、短時間でトレードできて数分先の予想が難しいことから初心者でも勝機があるのではないかと思いがちですが、それではただの”ギャンブルトレード”と変わらなくなってしまいます。
初心者が難しい理由
- 無駄なエントリーをしてしまうことが多くなる
- 相場状況の判断に時間が掛かる
- 相場予想が難しい
上記の理由から初心者が手を出すべきではないと判断します。
これらのことを上達させるには、豊富な経験値が必要になってきます。
将来的に”スキャルピング”を視野に入れていきたい方は、以上のことを意識しながらトレードしていくと上達していくと思います。
利益も小さいが、損切り額も小さくなる
これは“スキャルピング”の最大のメリットといっても良いのではないでしょうか。
小さなトレードを繰り返す手法ですので、必然的に大きな金額が動くことはないはずです。
利益も小さいかもしれませんが、損失も最小限に抑えることができることは他のトレードスタイルにはないメリットであると言えます。
ここに注意
損切りをうまくできないと最大のメリットを生かせなくなりますので、必ず守れる自分ルールを作成しておきましょう。
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FXでの長期保有はリスクである
FXはレバレッジという本来の資金の何倍もの資金力での取引が可能になります。
しかし損失が出た場合は、本来の資金分しか耐えることができません。
下記の画像をご覧ください。
長期保有の1番のメリットであるスワップポイントというものがあります。
※スワップポイントとは国が設定している政策金利の差により発生する支払いです。
画像を見てもらえるとわかると思いますが、ほとんどマイナスで表示されているかと思います。
これはポジションを保有していても翌日に持ち越しするたびに、スワップポイントの金額だけ利益が減っていきます。
FXは外国為替証拠金取引というくらいなので、少ない証拠金をレバレッジを利かせて実際の何倍もの取引が可能になります。
何倍もの利益を出していける分、何倍ものリスクを背負っていることを忘れてはいけません。
そのためFXで長期保有するメリットはほとんどありません。
有利にするための3条件
スキャルピングをしていくうえで、整えていかなければいけない環境があります。
3条件
- 約定率
- スプレッド幅
- 最新ニュース取得スピード
上記が”スキャルピング”をしていくうえで絶対的に必要な条件になります。
約定率
約定率とは投資家が意図した金額で取引できるかを示しますが、だいたいどこの業者も100%に近い値になりますので問題ないと思います。
しかし相場が荒れているときやスプレッド幅が開いてしまっている状態では、スリッページと呼ばれる本当に約定したかった値とはズレが生じてしまう場合があります。
スキャルピングではこれが致命的なことになりますので、業者選びの際にはスリッページをしないもしくはしづらい工夫をしていることを条件に入れると良いと思います。
スプレッド幅
先ほど通貨選びの際に少し話しましたが、スプレッド幅はFX会社により少しだけ差が出てきます。
しかしその差がトレード回数が多くなる”スキャルピング”では致命的なダメージになることもあります。
最新ニュース取得スピード
ファンダメンタルズ的な経済ニュースによる価格変動はスピードが命になります。
FX会社によりニュースを独自に発信しているところも多くありますので、そのスピードがどれだけ早いのか見ておくと良いかもしれません。
またFX会社に頼らずとも経済ニュースをいち早く取得できる環境を整えていくことはFXトレード全般に渡って必須事項になってきます。
日本に住んでいる場合は日本のニュースは取得しやすいですが、外国のニュースはなかなか細かなところや事実が曖昧なところもあります。
そんなこともありますので、自分が取引している通貨ペアの国だけはしっかりとアンテナを張っておくと良いと思います。
まとめ:環境を整えてからが勝負
スキャルピングまとめ
- トレードに対する時間を確保しなければならない
- 約定率/スプレッド/最新ニュース取得が肝
- 相場を瞬時に把握し判断することが必要
- 初心者には難しい。ある程度経験が必要
- 長期保有しないメリットあり
- 流動性が高い相場を狙うべし
- 利益も損失も少ない
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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