こんにちはリュースケです
今回は「通貨ペア」について解説していきたいと思います。
FXを始めるにあたりどの通貨でトレードを始めれば良いかわからないという人は多いでしょう。
取引を始めようとして最初に悩むのが、通貨選びかもしれませんね。
通貨選びの結論ですが、その国が好きで興味があることが1番重要です。
いかに関心があり、情報を得るのに苦ではないかが今後のFXトレード人生に大きく関わってくることは間違いなく言えます。
この記事はこんな方におすすめ
- FXを始めてみたいが、いろいろな通貨があって困っている
- どの通貨でトレードすれば有利なのか知りたい
- 自分に最適な通貨を調べる方法が知りたい
結局はその国が好きかどうかと言いましたが、2番目くらいに好きだがトレード相性がめちゃくちゃ良いというパターンもあります。
“プライスアクション“という通貨ペアごとの特徴ある値動きというものがあります。
そのプライスアクションとの相性が良い場合もありますので、一通り主要な通貨の値動きはチェックしてみることをおすすめします。
私は”ユーロ円”をメインでトレードしているのですが、ユーロなんて全く興味がありませんでした。
実際にトレードしてみて気付くこともありますので、ぜひいろいろ試してみてください。
- FXを始めるきっかけができる
- 自分の環境やトレードスタイルを見直せる
- トレーダーとしてのレベルを一段階上げられる
本記事の内容はもくじよりどうぞ
“通貨ペア”と呼ぶ理由
まずはなぜ”通貨ペア”と呼ぶのかについて見ていきます。
FXでは通貨を組み合わせて取引をしていきます。
「米ドル/円」「USD/JPY」など様々な形で表されますが、すべて同じ意味になります。
実際のトレードでは
私たちは日本人なので、基本的には円を使ってトレードしていくことになります。
しかし「円」が絡んだ通貨しか売買できないかと言うとそうではありません。
イメージとして
例えば「ユーロ/米ドル」の買いトレードでは
ユーロを買って、米ドルを売るといったイメージになります。
持ってると仮定してトレードができるんだよ
なぜ”イメージ”かというと
実際に手元に紙幣があり、売ったらなくなり・買ったら手元にくるというわけではなく、ネット上で売買されるいわば架空のお金だからです。
上記のようにFXでは必ずペアになっている通貨を売買することになります。
通貨ペアを選ぶポイント3つ
初心者や始めたばかりの頃は、どの通貨がどんな動きをするのかもわからないし、国の情勢もわかりませんよね。
そこで私が通貨選びに参考になるポイントを3つ紹介していきたいと思います。
ポイントと言っても避けるべき通貨がわかりやすくなるだけで、これだ!っていう通貨ペアはまだ見つからないと思いますのでご了承ください。
情報が得られるか
しっかりとした情報が得られなければ、安全なトレードをすることはできません。
国の情勢が不透明で、金融政策の変更が急に行われたりすると為替に大きな影響を与えてきます。
比較的に情報が手に入りやすいメジャー通貨から選ぶのがおすすめです。
メジャー通貨とは
取引量が多く、流動性が高い通貨のことを指します。
米ドル・ユーロ・円・ポンド etc…
反対にマイナー通貨も存在します。
南アフリカランド・トルコリラ etc…
情報が多すぎても混乱してしまいますので、すべてを鵜呑みにする必要はありません
スプレッドの広さ
上記のレートだと
【買】103.631ー【売】103.629=0.02
スプレッドは0.2銭ということになります。
スプレッドというのはそのままFX業者に手数料として入り利益になります。
取引量が多ければ多いほど、FX業者は儲かりますので取引量が多い通貨ペアはスプレッドを狭くしても利益を見込めます。
ですので取引量が多い主要通貨ペアは、どのFX業者でも共通して低い設定になっています。
単純に考えると、スプレッドが狭い方が1度のトレードにかかる手数料が安く済みますのでできれば最初は意識しておいた方が良いでしょう。
通貨の安定度
ボラ(ボラリティ)が大きい通貨はなるべく避けましょう。
ボラが大きいとは
値動きが激しいということです。
ボラが大きいと、良く言えば利益をたくさん出せることにもつながりますが、逆に考えると損失も多く出してしまう可能性もあります。
少しリスキーになりますので、始めのうちは避けるべき通貨として考えましょう。
ここに注意
ポンド円はボラが1番大きい通貨ペアで上級者向けと言えます。
多くの利益を出せるタイミングを狙うことができますが、初めのうちは手を出さないことをおすすめします
先ほども話に出ましたが、「メジャー通貨」は先進国通貨なので比較的に安定している通貨と呼べるでしょう。
しかしひとたび事件や災害・国家間の争いが起こると為替への影響は計り知れないでしょう。
記憶に新しいことで言うと、「イギリスEU離脱問題」のときは1日でユーロ円が10円以上も上下した経験があります。
逆にマイナー通貨の場合はレートの急変動時に情報が少ないため、対応が難しい場合がありますので最初は避けた方が良いでしょう。
やはり最初は米ドル/円か!?
決めつけるのは少し早いかもしれませんが、FXを知らない人でも1番身近に感じるのは「ドル円」なのではないでしょうか。
「今1ドルいくらだっけ?」
という会話を一度はしたことがありますよね。
(したことがない場合は申し訳ありません💦)
日常会話で出てくるほど一般的な通貨となっていますので、自然と情報はあふれています。
テレビのニュースを見てもアメリカの情報はいち早く報道されているように思います。
ドルストレートは安定通貨!?
ドルストレートとは
【ドル円・ユーロドル・ポンドドル etc…】
米ドルは基軸通貨として成り立っていますので、ドルが絡んでいる通貨ペアは安定していると言っても良いでしょう。
しかしすべて米ドルが絡んでいますので、暴落・暴騰時には連動してレートが変動する可能性がありますので注意が必要です。
通貨選びのポイントを網羅している
先ほど紹介した通貨選びのポイントをすべて抑えていますので、最初に選ぶ通貨ペアとしては無難ではないでしょうか。
ココに注意
ドル円をメインで取引しているトレーダーも多くいますので、初心者が勝てない可能性も十分にあります。
どんなビジネスでも競合が強いと稼ぎにくいのと一緒です。
トレードスタイルや取引可能時間で選ぶ
初心者のうちは”トレードスタイル”なんかはまだ確立できていないと思いますので、特に問題視する必要はありません。
トレードスタイルについて
- スキャルビング
- デイトレード
- スイングトレード
それぞれ1分後には決済しているスタイルや1週間~1か月の長いスパンでトレードしたりするスタイルなどがあります。
取引可能時間について
最初から専業トレーダーになる人はなかなか多くはいないと思いますので、副業で始める方が多いかと思います。
副業だとチャートやレートをずっと見れるわけではありませんので、トレードできる時間が限られますよね。
サラリーマンの方で考えると夜がメインのトレードになるかと思います。
活発になる時間帯を把握してから通貨選びをしてみましょう。
時間帯についてはこちらをどうぞ
おすすめできない通貨ペア
トレード中級者程度になればどの通貨を扱っても問題ありませんが、最初のうちは避けるべき通貨・ポイントがあります。
クロス円ではない
クロス円とは
ドル円・ユーロドル・ポンド円 etc…
最初に選ぶ通貨はクロス円をおすすめします。
ボラが大きい通貨ペアは避ける
やはりボラが大きい通貨ペアは、大きく稼げる可能性はありますが相場の急変動がありますので初心者にはおすすめはできません。
特にクロス円ではあるのですが、いきなり「ポンド円」でトレードすることはやめましょう。
まとめ:結局は好きな国の通貨を選びましょう
今までいろいろ言ってきましたが、結局はその国が好きで興味があることが1番大事です。
好きならば自然に情報を仕入れられますし、興味があるので国の情勢にも敏感になることができます。
相性もあるかとは思いますので、一通りトレードして肌で感じてみるのも良いかもしれませんね。
たまたま利益を出すことできてその通貨ペアを好きになることもあると思います。
大切なのはいろりろな通貨に目移りせずに1~3程度の通貨ペアに絞り、値動きを見ていれば「プライスアクション」もわかるようになってくると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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