あなたは、ウェブサイトやアプリケーションを運用するために、安くて高性能なVPS(仮想専用サーバー)を探していませんか?
もしそうなら、今回紹介する「Contabo」という海外VPSサービスがおすすめです。
Contaboは、ドイツに本社を置くVPSやウェブホスティングの提供会社で、低料金で高スペックなVPSを提供しています 。
この記事では、ContaboのVPSの特徴やメリット・デメリット、契約方法や設定方法などを詳しく解説します。
- ContaboのVPSの特徴と料金プラン
- ContaboのVPSのメリット:安くて高性能でレイテンシーも速い
- ContaboのVPSのデメリット:日本語対応がなくて設定が少し面倒
- ContaboのVPSを契約する手順と設定方法
- ContaboのVPSにMT4やEAをインストールする方法
それでは、早速見ていきましょう。
Contaboとは?海外VPSのコスパ最強サービス
まずは、Contaboという会社について簡単に紹介します。
Contaboは、2003年にドイツで設立された会社で、当初はGiga-Internationalという名前でした。2013年に現在の名前に変更しました。
現在では、ドイツに2つ、フランスに1つ、アメリカに1つ、シンガポールに1つ、オーストラリアに1つ、合計6つのデータセンターを持っています。世界中のお客さんにサービスを提供しています。
Contaboの主なサービスは、VPSとウェブホスティングです。VPSは、仮想化技術を使って、1台のサーバーを複数の専用サーバーに分割したものです。ウェブホスティングは、ウェブサイトをインターネット上に公開するために必要なサーバーのレンタルサービスです。
ContaboのVPSとウェブホスティングの共通点は、低料金で高性能なサービスを提供していることです。例えば、VPSでは、月額3.99ユーロ(約500円)で4コアのCPUと8GBのRAMと200GBのSSDが使えます。ウェブホスティングでは、月額2.99ユーロ(約400円)で無制限のディスク容量とトラフィックが使えます。
これらの価格は、他のVPSやウェブホスティングサービスと比べても非常に安いです。例えば、日本で有名なさくらのVPSでは、月額1,650円で2コアのCPUと2GBのRAMと50GBのSSDが使えます。また、日本で有名なエックスサーバーでは、月額1,000円で20GBのディスク容量と無制限のトラフィックが使えます。
Contaboは、低料金で高性能なサービスを提供することで、海外VPSのコスパ最強サービスとして評判になっています。次に、ContaboのVPSについて詳しく見ていきましょう。
ContaboのVPSの特徴と料金プラン
ContaboのVPSは、以下のような特徴を持っています。
- CPUは、Intel Xeon E5-2620v3やAMD EPYC 7282などの高性能なプロセッサーを使用しています。
- RAMは、DDR4 ECC RAMを使用しています。ECCとは、エラー訂正機能のことで、データの信頼性を高めます。
- SSDは、NVMe SSDを使用しています。NVMeとは、高速なデータ転送を可能にする規格のことで、HDDやSATA SSDよりも速いです。
- ネットワークは、1Gbpsの帯域幅を保証しています。また、DDoS保護も付いています。DDoSとは、サーバーに大量のアクセスを送って攻撃することで、サービスを停止させることです。
- OSは、WindowsやLinuxなどの様々なオペレーティングシステムを選択できます。また、cPanelやPleskなどの管理パネルも利用できます。
- サポートは、24時間365日の電話やメールで対応しています。ただし、英語やドイツ語しか対応していません。
ContaboのVPSには、以下のような料金プランがあります。
プラン名 | CPUコア数 | RAM容量 | SSD容量 | 月額料金 |
---|---|---|---|---|
VPS S SSD | 4 | 8GB | 200GB | 3.99ユーロ(約500円) |
VPS M SSD | 6 | 16GB | 400GB | 6.99ユーロ(約900円) |
VPS L SSD | 8 | 30GB | 800GB | 11.99ユーロ(約1500円) |
VPS XL SSD | 10 | 60GB | 1.6TB | 19.99ユーロ(約2500円) |
これらのプランは、すべて税込みであり、初期費用や隠れ費用はありません。また、契約期間は1か月ごとであり、いつでも解約できます。
ContaboのVPSは、他のVPSサービスと比べても非常に安くて高性能なサービスです。しかし、安さには理由があります。次に、ContaboのVPSのメリットとデメリットについて見ていきましょう。
ContaboのVPSのメリット:安くて高性能でレイテンシーも速い
ContaboのVPSのメリットは、以下の3つです。
- 低料金で高スペックなVPSが使える
- レイテンシーが速い
- オプションやアップグレードが豊富
まず、低料金で高スペックなVPSが使えるという点は、ContaboのVPSの最大の魅力です。前述したように、ContaboのVPSは、月額3.99ユーロ(約500円)から利用できます。この価格で、4コアのCPUと8GBのRAMと200GBのSSDが使えるのは、他のVPSサービスではほとんど見られません。
また、ContaboのVPSは、CPUやRAMやSSDだけでなく、ネットワークやOSやサポートも高品質です。1Gbpsの帯域幅やDDoS保護やWindowsやLinuxやcPanelやPleskや24時間365日のサポートなど、他のVPSサービスでは有料オプションになっているものが、Contaboでは無料で利用できます。
次に、レイテンシーが速いという点は、ContaboのVPSの大きなメリットです。レイテンシーとは、サーバーとクライアント間の通信にかかる時間のことです。レイテンシーが速いということは、ウェブサイトやアプリケーションの応答速度が速いということです。
Contaboは、ドイツに2つ、フランスに1つ、アメリカに1つ、シンガポールに1つ、オーストラリアに1つ、合計6つのデータセンターを持っています。これらのデータセンターは、世界中の主要なインターネット交換点に接続されています。そのため、ContaboのVPSは、世界中どこからでも高速にアクセスできます。
例えば、日本からドイツやフランスやシンガポールにあるContaboのVPSにアクセスする場合、レイテンシーは約200ms程度です。これは、日本国内にあるサーバーにアクセスする場合とほぼ変わりません。また、日本からアメリカやオーストラリアにあるContaboのVPSにアクセスする場合でも、レイテンシーは約300ms程度です。これは、海外VPSとしては十分に速いです。
最後に、オプションやアップグレードが豊富という点は、ContaboのVPSの魅力的なメリットです。Contaboでは、以下のようなオプションやアップグレードを利用できます。
- 追加IPアドレス:月額1.5ユーロ(約200円)で追加できます。
- 追加SSD:月額2.99ユーロ(約400円)で100GB追加できます。
- 追加HDD:月額2.99ユーロ(約400円)で1000GB追加できます。
- バックアップスペース:月額4.99ユーロ(約600円)で500GB追加できます。
- サーバー管理:月額29.99ユーロ(約4000円)でサーバーの設定や管理を代行してもらえます。
これらのオプションやアップグレードは、必要に応じて自由に選択できます。また、契約後でもいつでも変更できます。これにより、ContaboのVPSは、あなたのニーズに合わせて柔軟にカスタマイズできます。
以上が、ContaboのVPSのメリットです。低料金で高スペックなVPSが使えること、レイテンシーが速いこと、オプションやアップグレードが豊富であることは、ContaboのVPSをおすすめする理由です。しかし、ContaboのVPSにはデメリットもあります。次に、ContaboのVPSのデメリットについて見ていきましょう。
ContaboのVPSのデメリット:日本語対応がなくて設定が少し面倒
ContaboのVPSのデメリットは、以下の2つです。
- 日本語対応がない
- 設定が少し面倒
まず、日本語対応がないという点は、ContaboのVPSの大きなデメリットです。Contaboは、ドイツの会社であり、公式サイトやサポートは英語やドイツ語しか対応していません。日本語に翻訳する機能もありません。
そのため、ContaboのVPSを利用するには、英語やドイツ語が必要です。もし、英語やドイツ語が苦手な場合は、Google翻訳などのツールを使ってもらう必要があります。しかし、翻訳ツールは完璧ではなく、意味が通じない場合や誤解を招く場合もあります。
また、サポートも英語やドイツ語しか対応していません。もし、トラブルや問題が発生した場合は、電話やメールで英語やドイツ語で連絡する必要があります。これは、日本語で対応してくれるサービスと比べると不便です。
次に、設定が少し面倒という点は、ContaboのVPSのデメリットです。ContaboのVPSは、低料金で高性能なサービスを提供する代わりに、設定や管理に関してはあまり手厚くサポートしていません。つまり、ContaboのVPSを利用するには、ある程度の技術力や知識が必要です。
例えば、ContaboのVPSにWindowsをインストールする場合は、自分でISOファイルをアップロードしてインストールする必要があります。また、ContaboのVPSにリモートデスクトップで接続する場合は、自分でポート番号を変更してファイアウォールを設定する必要があります。さらに、ContaboのVPSを日本語化する場合は、自分で言語パックをダウンロードしてインストールする必要があります。
これらの設定は、初心者にとっては難しいかもしれません。また、間違えるとサーバーが動作しなくなる可能性もあります。そのため、ContaboのVPSを利用するには、注意深く設定する必要があります。
以上が、ContaboのVPSのデメリットです。日本語対応がないことと設定が少し面倒であることは、ContaboのVPSを利用する際に注意すべき点です。しかし、これらのデメリットは、英語やドイツ語ができる人や技術力や知識がある人にとっては問題ではないかもしれません。また、サーバー管理という有料オプションを利用すれば、設定や管理を代行してもらえます。
ContaboのVPSのメリットとデメリットを比較した表は以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
低料金で高スペックなVPSが使える | 日本語対応がない |
レイテンシーが速い | 設定が少し面倒 |
オプションやアップグレードが豊富 |
ContaboのVPSのメリットとデメリットを理解したら、次にContaboのVPSを契約する手順と設定方法について見ていきましょう。
ContaboのVPSを契約する手順と設定方法
ContaboのVPSを利用するには、まず契約する必要があります。契約する手順は以下の通りです。
- Contaboの公式サイト1にアクセスします。
- トップページの右上にある「Order now」ボタンをクリックします。
- 「VPS」タブを選択し、希望するプランをクリックします。
- 「Select your location」で、希望するデータセンターの場所を選択します。日本からアクセスする場合は、ドイツやフランスやシンガポールがおすすめです。
- 「Select your operating system」で、希望するオペレーティングシステムを選択します。WindowsやLinuxなどがあります。また、cPanelやPleskなどの管理パネルも選択できます。
- 「Select your addons」で、希望するオプションやアップグレードを選択します。追加IPアドレスや追加SSDや追加HDDやバックアップスペースやサーバー管理などがあります。
- 「Proceed to checkout」ボタンをクリックします。
- 「Your personal data」で、氏名や住所やメールアドレスなどの個人情報を入力します。
- 「Payment method」で、希望する支払い方法を選択します。クレジットカードやPayPalなどがあります。
- 「Terms and conditions」にチェックを入れて、「Order now」ボタンをクリックします。
以上で、ContaboのVPSの契約が完了です。契約後、メールでサーバーのIPアドレスやパスワードなどの情報が送られてきます。この情報は大切に保管してください。
次に、ContaboのVPSにリモートデスクトップで接続する方法について説明します。リモートデスクトップとは、インターネット経由で別のコンピューターにアクセスして操作する機能のことです。ContaboのVPSにリモートデスクトップで接続することで、自分のコンピューターからサーバーを操作できます。
ContaboのVPSにリモートデスクトップで接続する方法は以下の通りです。
- 自分のコンピューターから「リモート デスクトップ接続」というアプリケーションを起動します。
- 「コンピューター」欄に、サーバーのIPアドレスとポート番号を入力します。例えば、「123.456.789.012:3389」という形式です。ポート番号は、デフォルトでは3389ですが、変更した場合は変更した番号を入力します。
- 「接続」ボタンをクリックします。
- サーバーのユーザー名とパスワードを入力します。ユーザー名は、「Administrator」という文字列です。パスワードは、契約後にメールで送られてきたものです。
- 「OK」ボタンをクリックします。
以上で、ContaboのVPSにリモートデスクトップで接続できます。接続後は、自分のコンピューターと同じようにサーバーを操作できます。
ただし、ContaboのVPSは、デフォルトでは英語版のWindowsがインストールされています。日本語で操作したい場合は、日本語化する必要があります。次に、ContaboのVPSを日本語化する方法について見ていきましょう。
ContaboのVPSを日本語化する方法
ContaboのVPSを日本語化する方法は以下の通りです。
- リモートデスクトップでサーバーに接続します。
- サーバーの画面の左下にある「Windows」アイコンをクリックして、「Settings」を選択します。
- 「Time & Language」をクリックします。
- 左側のメニューから「Language」をクリックします。
- 右側の画面で、「Add a preferred language」をクリックします。
- 「Japanese」を検索して選択し、「Next」ボタンをクリックします。
- 「Install language pack and set as my Windows display language」にチェックを入れて、「Install」ボタンをクリックします。
- 日本語パックのダウンロードとインストールが完了するまで待ちます。
- サーバーを再起動します。
以上で、ContaboのVPSが日本語化されます。再起動後は、サーバーの画面やメニューが日本語で表示されます。
しかし、日本語化しただけでは、日本語入力ができません。日本語入力をするには、日本語入力ソフトをインストールする必要があります。次に、ContaboのVPSにGoogle日本語入力をインストールする方法について見ていきましょう。
ContaboのVPSにGoogle日本語入力をインストールする方法
ContaboのVPSにGoogle日本語入力をインストールする方法は以下の通りです。
- リモートデスクトップでサーバーに接続します。
- サーバーの画面の左下にある「Windows」アイコンをクリックして、「Microsoft Edge」を選択してブラウザを起動します。
- ブラウザでGoogle日本語入力の公式サイト2にアクセスします。
- 「ダウンロード」ボタンをクリックして、インストーラーをダウンロードします。
- ダウンロードしたインストーラーを実行して、指示に従ってインストールします。
- インストールが完了したら、サーバーを再起動します。
以上で、ContaboのVPSにGoogle日本語入力がインストールされます。再起動後は、サーバーで日本語入力ができます。
これで、ContaboのVPSの基本的な設定は完了です。次に、ContaboのVPSにMT4やEAをインストールする方法について見ていきましょう。MT4とは、外国為替証拠金取引(FX)や株式などの取引を行うためのプラットフォームです。EAとは、MT4上で自動売買を行うためのプログラムです。ContaboのVPSにMT4やEAをインストールすることで、24時間365日自動売買ができます。
ContaboのVPSにMT4やEAをインストールする方法
ContaboのVPSにMT4やEAをインストールする方法は以下の通りです。
- リモートデスクトップでサーバーに接続します。
- サーバーの画面の左下にある「Windows」アイコンをクリックして、「Microsoft Edge」を選択してブラウザを起動します。
- ブラウザでMT4の公式サイトにアクセスします。
- 「ダウンロード」ボタンをクリックして、MT4のインストーラーをダウンロードします。
- ダウンロードしたインストーラーを実行して、指示に従ってインストールします。
- インストールが完了したら、MT4を起動します。
- MT4の画面で、「ファイル」メニューから「口座開設」を選択します。
- 取引口座の種類や通貨やレバレッジなどの情報を入力して、「次へ」ボタンをクリックします。
- 口座番号やパスワードなどの情報が表示されます。この情報は大切に保管してください。
- 「完了」ボタンをクリックします。
以上で、ContaboのVPSにMT4がインストールされます。インストール後は、MT4でFXや株式などの取引ができます。
次に、ContaboのVPSにEAをインストールする方法について説明します。EAとは、MT4上で自動売買を行うためのプログラムです。EAは、自分で作成することもできますが、ここでは既存のEAを利用する方法を紹介します。
ContaboのVPSにEAをインストールする方法は以下の通りです。
- リモートデスクトップでサーバーに接続します。
- サーバーの画面の左下にある「Windows」アイコンをクリックして、「Microsoft Edge」を選択してブラウザを起動します。
- ブラウザでEAの公式サイトにアクセスします。
- 希望するEAを選択し、「購入」ボタンをクリックします。
- 支払い方法や個人情報などを入力して、「注文確定」ボタンをクリックします。
- EAのダウンロードリンクやライセンスキーなどの情報がメールで送られてきます。この情報は大切に保管してください。
- メールにあるダウンロードリンクから、EAのファイル(拡張子が.ex4や.mq4など)をダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを、C:\Program Files\MetaTrader 4\MQL4\Expertsフォルダにコピーします。
- MT4を起動し、ナビゲーターウィンドウで「エキスパートアドバイザー」フォルダを開きます。
- インストールしたEAが表示されます。EAのアイコンをドラッグして、チャートウィンドウにドロップします。
- EA設定画面が表示されます。「共通」タブで、「ライブトレード許可」と「DLL関数呼び出し許可」にチェックを入れます。「入力パラメーター」タブで、必要なら設定値を変更します。「OK」ボタンをクリックします。
以上で、ContaboのVPSにEAがインストールされます。インストール後は、EAが自動的に売買を行います。
これで、ContaboのVPSにMT4やEAをインストールする方法は終わりです。ContaboのVPSにMT4やEAをインストールすることで、24時間365日自動売買ができます。しかし、自動売買を行うには、サーバーを常に稼働させる必要があります。そのため、サーバーの電源を切ったり、リモートデスクトップの接続を切ったりしないように注意してください。
以上が、ContaboのVPSの契約方法や設定方法やMT4やEAのインストール方法です。最後に、ContaboのVPSのまとめについて見ていきましょう。
まとめ:Contaboは安くて高性能な海外VPSのおすすめサービス
この記事では、ContaboのVPSについて以下の内容を解説しました。
- ContaboのVPSの特徴と料金プラン
- ContaboのVPSのメリット:安くて高性能でレイテンシーも速い
- ContaboのVPSのデメリット:日本語対応がなくて設定が少し面倒
- ContaboのVPSを契約する手順と設定方法
- ContaboのVPSにMT4やEAをインストールする方法
ContaboのVPSは、低料金で高スペックなサービスを提供する海外VPSのコスパ最強サービスです。レイテンシーも速く、オプションやアップグレードも豊富です。しかし、日本語対応がなくて設定が少し面倒な点は注意が必要です。
ContaboのVPSを利用すれば、ウェブサイトやアプリケーションを安定的に運用できます。また、MT4やEAをインストールすれば、24時間365日自動売買ができます。もし、あなたが安くて高性能なVPSを探しているなら、ContaboのVPSはおすすめです。
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