今回は今まで紹介したテクニックや習慣にちょっとしたプラスの工夫ができる小技のようなものを紹介していきますので、参考にしてみてください。
正攻法で取り組むのもいいのですが、対人間に関しては様々なパターンが存在しますのでその時の相手と自分の状況で判断してより円滑に進める選択をする必要があります。
そこでちょっとした工夫や豆知識を持っておくと引き出しが増え、より柔軟にいろいろな状況下での対応が可能になります。
お礼とお詫びは1割増し
お礼とお詫びの意識を少し変えるだけで相手からの印象はかなり改善ができます。
1割増しでありがとうを言ったとしたら、相手は1割増しの気持ちを受け取ることができ嬉しい気持ちになれるはずです。
ギブアンドテイク(give-and-take)のギブの部分は相手に与えることです。
ギブを大きくすることで、相手にとってのテイクが大きくなります。
ギブを大きくしたからと言って大きな見返り(テイク)を求めてはいけません。
アドラーの心理学では「課題の分離」という考え方があり、何かをしてあげて、お礼をするもしないも「相手の課題」であるので干渉してはいけないというものがある。
「何かをしてあげたのだから何かお礼が返ってくるはずだ」と考えるのは心理ではあるのですが、それは相手の課題であるので気にしない他社貢献の気持ちを持っておくと心が楽になっていきます。
これ以上ない最悪な状況を想定しておく
自分が考え思いつく限りの最悪な状況を想像しておくことである程度の心の準備が整い、どんな過酷な状況になっても冷静でいられるようになります。
これはあくまでも「もしこうなった時の対処法を考えておこう」「実際には起こるわけないけどな」くらいの気持ちで考えるとより効果的です。
マイナスな方ばかりに目を向けてしまうとネガティブな思考になってしまいがちですので気をつけましょう。
最悪な状況を考えているのといないとでは、実際に最悪が起きた時もしくはそれ以上の事が起きた時に行動できるスピードや冷静さが全く違うものになっていきます。
古い考えは捨てよう
「昔はこうだったんだ」「昔はこれが普通だ」というような昔昔おじさんっていますよね。
いつまでも時代の流れに合わせられない頭の固い柔軟性のかけらもないおじさんはどこの職場にもいるような気がします。
友人関係や恋愛が社内で完結する
紙ベースの資料
社員旅行
副業禁止
雑用は新人
謎の30分前出社
このような置いてけぼりな暗黙のルールが存在する会社は未だにたくさんあります。
なかなか社内に根付いたものを取り除くのは難しいです。
管理職の重い腰をあげなければいけません。
しかし彼らはとても居心地がいいので簡単には動こうとしません。
覚悟を決める
時には覚悟を決めて思いっきり行動することも大切です。
逃げる選択
人間同士なのだからどうしても相いれない、交われないというものが現れます。
その場合に無理に衝突を続ける必要はありません。
時には逃げるという選択をすることも正解となり得ます。
ただ逃げるという選択をするからには絶対に後悔はしないようによく考え未来を想像したうえで決断しましょう。
後悔を残しては尾を引いてしまい、次のステップに進めなくなってしまいます。
やり返さない覚悟
やり返すということは相手と同じレベルに合わせるということなので、そんな愚かなことをする必要はありません。
なにかをされたら惨めな人だなと思ってやり過ごすのがかなり効果的だと感じました。
嫌なことをされたら同じような目に合わせてやる!と思ってしまうのは当然だと思うのですが、惨めな人間と同じことをしても自分も惨めになるだけですので、グッと堪える覚悟をしておきましょう。
見返す方法としては自分が成長して手の届かない存在になることが1番良いのですが、少し時間が掛かってしまうのがデメリットです。
メリットとしては継続するモチベーションにつなげることができます。
助ける覚悟
嫌いな人・苦手な人でも助ける覚悟をしておきましょう。
まぁ仏のような人はたまにいますが、そうなれと言っているわけではありません。
自分の質を落とすようなことはなるべくしないように心掛けた方が周りからの信頼を自然と得られることができます。
職場で嫌われる要因として人によって態度を変える人というのが、上位に入っています。
「この人はなんだか話しやすいな」「この人はいつも親切だな」とか思うところはあると思いますが、なるべく全員に対して同じ態度で接することができれば自分自身の成長につながると思います。
まとめ
今回は通常の人間関係のテクニックにちょい足しで行うサブテクニックを紹介しましたがいかがだったでしょうか。
上記のような記事に書かれていることにちょっとプラスで行うとより効果的だと思うことを書きました。
そのほかにも人それぞれ置かれている状況や環境は違いますので、臨機応変に対応できるように柔軟な思考力を身につけましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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