こんにちはリュースケです
今回はFXだけではなく日常生活・人生において影響を与えている「固定観念」について話していきます。
そもそも「固定観念」と「固定概念」はよく間違えて使われていますが、正しくは「固定観念」です。
固定観念
その人の考えや思考
固定概念
一般的な考え
ちなみに固定概念は広辞苑にも載っていない言葉になっています。
この記事はこんな方におすすめ
- FXで勝つことができない
- 考えが固執してしまう
- 逆行したときの対処ができない
上記のように固定観念はFXに生かすことはもちろんできますが、日常生活においても障害になることが多くあります。
職場や周りの人で頑固な人っていませんか?
良く言い換えれば「信念を持っている人」と言えますが、ただの頑固な人です。
これからの時代は1つの考えに固執してしまう人は、評価されませんし実績を上げるのも遠回りしてしまう結果になります。
柔軟に対応し、自分が間違えるはずがないという考えは捨て去り、どんどん周りのことを吸収していけるようになりましょう。
- 柔軟な思考を行っていける
- 生きるのが少し楽になる
- 他人の考えにも興味が出てくる
本記事の内容はもくじよりどうぞ
固定観念が強すぎると損をする

固定観念が強いと 損ばかりします
メリットもデメリットも存在しますが、固定観念の場合はすべて結果論に基づきます。
メリット
「結果的に自分の考えを曲げずに貫き通してよかった!」
デメリット
「あの人の考えに耳を傾けておけばよかった!」
上記のような話だとメリットとデメリットは1:1のような感覚になってしまいがちですが、まったく違います。
総合的に見てデメリットの方が多いことがこれから書いてあることを読めばわかると思います。
時代の流れに乗れずチャンスを逃す
昔ながらの職人をイメージしてもらえればわかりやすいかもしれません。
早くて正確な機械が作り出されたにも関わらず、自分の腕がすべてだと主張する頑固な方もいますよね。

ビジネスは自由なので数で勝負するのか・質で勝負するのかは商売人の自由になります。
お金稼ぎが目的ではなく、自分で作り上げた作品を届けたいという思いでやっているのなら何の問題もありません。
しかしビジネスが目的であるにも関わらず、固定観念を曲げることができず柔軟に対応できない人ははっきり言ってビジネスはしないほうが身のためです。
チャンスを逃すのはビジネス面だけではありません。
人間関係
いつまでも古いつながりを当てにしていては新しい出会いもありませんし、自分の可能性も広がりにくくなります。
生活面
日々技術は進歩していて家電なども進化しています。
使い慣れているものが良いのもわかりますが、少し関心を持つことでより充実した生活が送れるかもしれませんよ
人間関係が悪化する
まず「頑固な人」というレッテルを貼られてしまうことになります。
そして「あの人は頑固だから何を言っても無駄だよ!」と相談など話しかけられる場面も減っていき周りから人が離れていきます。
解決するには
人の話をよく聞いて理解することから始めましょう。
そして相手の意見を取り入れるように心がけましょう。
自分の意見が正しいと信念をもって行動するのは良いことですが、多くの人の意見を取り入れた方がより良い答えにたどり着く可能性が高いですよ。
参入障壁を自分で高くしてしまう
固定観念が曲げられない人は、とにかく新しいことにチャレンジすることを恐れてしまいます。
誰もが現状維持が1番楽なことです。
しかし人間は変化しないと退屈でストレスが溜まってしまう原因にもなります。
「これは私には向いていなそうだからやめておこう」
「以前失敗したからもうやりたくないな」
上記のように自分の中で固定観念が強すぎると、何に挑戦するにしてもハードルを上げてしまうことになります。
挑戦しないと見えてこない景色もあると思いますので、人生という大きな流れで損をしてしまうことになってしまいます。
経験は財産ですので、変な意地を張っているだけでとてつもなくもったいないことをしています。

それで損をしてきた部分もありますので、固執した考えは捨てなければいけませんね
固定観念を払拭する

固定観念を 払拭する
ここからはFXの話に戻っていきます。
固定観念を持ち続けて1番の障害になるのが、「損切りタイミング」を逃してしまうことです。
なぜかと言うと、一度持ったポジションをマイナスになってもいずれ戻ると疑わないからです。
専業でもプロでもマイナスで決済するときはありますので、損切りができないということはFXトレードにおいて大きなマイナス要素になります。
FXはエントリー前後でいかに自分を客観的に見れるかでトレードの質と今後の伸びしろ具合が変わってきます。
むしろ「固定観念」と「FX」は絶対に混じり合ってはいけないものなので、固定観念が強い人はこれから伝えていくことをよく読んでトレードに生かしてみてください。
勝ち続けることは不可
FXにおいて常勝と言う考えは捨てた方が良いでしょう。
重要かつ基本的なことを言います
FXで1番の本質は相場に生き残り、トレードし続けることです。
相場に生き残っているということは、資金が底をついていないということになります。
仮に減っていたとしても実践トレードでの経験を手に入れることができます。
ココがポイント
「~だろう」は悪でしかない
「上がるであろうから買う」
「下がるであろうから売る」
上記は絶対に行ってはいけないトレードになります。
なぜならトレードに根拠がなく、不安なトレードでもありますので損切りが早すぎたり・焦ってしまいがちになります。
「~だろう」トレード=ギャンブルトレード
ギャンブルトレードでは大きく利益を出せるかもしれませんが、最終的には自分ルールを定めていない為、損失を抑えることができなくなってしまいます。
トレードをするうえで負けることは避けることができませんので、負けてしまっても後悔しないトレードを心がけるとトレーダーとしても大きく成長ができます。
根拠のない自信は要らない
根拠のないトレードで勝てることもあると思いますが、今後総合的にみて勝てることはまずありません。
何よりもトレーダーとしては何一つ成長することはありません。
根拠のない自信に固定観念を持っていたら早急にその癖を治さなければいけません。
成功体験は忘れた方が良い
パチンコやギャンブルをやめられない人は、1日で○○万円勝った!という記憶があり、一度できたのだからまたできるはずだと思い込んでしまうのです。
トレードにおいても
- あの日は○○万円勝つことができた!
- あそこの値まで戻すはずだ!
- ○万円から○○万円まで増やすことができたからまたできるはずだ!
上記のような思考は無意味以下で、邪魔にしかなりませんので捨て去りましょう。
相場がまったく同じ値動きをすることはありませんので、二度と同じ体験はできませんがもっと素晴らしい体験が待っているはずです。
希望的観測は絶望にしかならない
上がってほしい・下がってほしいと願うのは大抵マイナスポジションを抱えているときでしょう。
そのような場合は損切りを先延ばしにしてしまい、絶望を味わうことになります。
希望的観測という固定観念もFXでは持ってしまいがちなものですが、あくまで希望でしかありません。
相場はいつだって我々の想像を上回っていくので、想定外のことが起こっても対応できる手段を用意しておきましょう。
マジメ過ぎる節がある
固定観念が強い人は少しマジメ過ぎる面があります。
日本人はマジメ過ぎると言われますが、その通りだと思います。
肩の力を抜いてリラックスできれば今まで見えていなかった景色がきっと見えてくるはずです。
楽観的に考えてみる
他人の意見を聞いた時も否定から入らずに客観的に捉えることも大切です。
「そういう意見もあるよね~なるほどね!」
上記のように回答した後に、なぜ彼は「こう思ったのか」「こうすることで何が改善されるのか」を思考してみることが重要です。
他人の好きを認める
自分の考えは曲げずに相手の好きなことも認めてあげることで、視野を広げることができます。
それぞれ好みは違いますので、自分違う考えだからと言って拒んでいては人間としての成長は望めません。
まとめ:自分の考えがすべてではない

自分の考えが すべてではない
結局自分の頭で考えられる能力なんてたかが知れています。
そんななか自分の中の考えだけで留めてしまうなんてもったいないです。
FXにおいても固定観念に支配されたトレードは、破滅へと向かうのみです。
自分のエントリーしたポジションをすべて間違っていて疑うくらいの気持ちでいるくらいがちょうどいいです。


これからの時代は変化が加速していきます。
その変化に対応するためにも「固定観念」はなるべく捨てて、柔軟な思考を育てていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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