こんにちはリュースケです
今回は基本的な「チャートパターン」を見ていきたいと思います。
チャートパターンはすべてを覚えるとなると、数も多いし実践的ではありません。
基本的な内容だけ頭に入れておけばOKです。
重要なのは
- 実際にトレードで使えるか
- 信用性は高いか
上記を考えたうえで使用する判断をしていくと勝率に大きく関わってくる結果になります。
この記事はこんな方におすすめ
- チャートパターンって何だろう?
- エントリータイミングはいつ?
- どんな種類があるんだろう?
チャートパターンを理解することで確実にトレードのレベルを上げることが可能です。
注意点として
チャートパターンは大衆が作り出した心理状態の形ですので、常に形は変わっていき進化を遂げていきます。
過去のチャートパターンを信用し過ぎるのは危険です。
あくまで参考程度にして、柔軟に対応できるようにしましょう。
- 覚えるべき基本チャートパターンがわかる
- エントリータイミングの迷いが消える
本記事の内容はもくじよりどうぞ
チャートパターンについて
冒頭でも話しましたが、「チャートパターン」は大衆の心理が作り出した値動きのパターンになります。
今回紹介していくパターンは過去に何度も同じ現象になっているので、信頼性が高いということがわかります。
その他にもいろいろなチャートパターンは存在していますが、覚えたり・実践する必要性はないと思っています。
※個人的にですが「チャートパターン」は、なんでもパターン化したがる人間の心理が生み出すものだと思っていますのであまり信用していません。
とはいえ参考程度の資料になることは確かですので、利用しない手はありませんよね。
しかし「チャートパターン」のみでのトレードはかなり厳しいものになると思いますので、他の手法と組み合わせることで成り立つことは間違いありません。
すべて覚えても時間の無駄ですので、基本的なものだけ利用できるようにしておきましょう。
ダブルトップ(ダブルボトム)
上記の画像は正確には「ダブルボトム」と言う形になります。
逆が「ダブルトップ」です。
それぞれ”天井””底”を見極め、トレンドの反転を狙ったチャートパターンです。
2回高値や安値を付けることで、ネックラインを大きく超えていくタイミングでエントリーしていきます。
ダマシも多いチャートパターンですので、損切りラインと利確ラインは確実に設けておきましょう
ヘッドアンドショルダー(ヘッドアンドショルダーボトム)
「ヘッドアンドショルダー」はチャートパターンの中でも1番有名なものではないでしょうか。
聞いたことがある人も多いかと思いますが、トレンドが終わりを迎えて反転するようなタイミングで現れることが多いです。
1番トップの値が”頭”で両端の一段階下がったところが”肩”というなんともいえないネーミングセンスになっております。
ちなみに日本では”三尊”と呼ばれ、三尊仏が名前の由来だと言われています。
日本と外国でそれぞれ生まれたチャートパターンだということがわかりますので、それほどまでに出現頻度が高く信頼性も高いということです。
他のチャートパターンよりも意識して見ていくことが大切です。
また一度形成されると長いトレンドを巻き起こす可能性が高いので、その点も注意深く見ていく必要があります。
V字型トップ(V字型ボトム)
V字型はトレードに活用するにはとても難しいです。
なぜなら「ダブルトップ」や「ヘッドアンドショルダー」のようにネックラインが存在していないことが上の図からわかると思います。
エントリーポイントを判断する材料には、情報が少ないのです。
どういうことかと言うと
V字型が形成されたということは、なにか市場に影響を与えるような出来事が起こった可能性が非常に高くなります。
- 経済指標が発表された
- 災害・事件・事故が発生した
- etc…
とにかく国の情勢に変化がないことを確認しましょう。
特に変わった情報がない場合は気にする必要はありませんが、重大情報があった場合は今後さらに相場が大きく動く可能性がありますので、新たなエントリーは控えて状況を整理することが先決です。
ソーサ―トップ(ソーサーボトム)
ソーサ―トップの完成は完全なる「上昇トレンド」の完成を意味します。
逆は「ソーサ―ボトム」と言います。
形成が出来上がるにはかなりの時間が掛かりますので、我慢強さが必要になります。
特徴は緩やかなトレンドを作りながら進みますが、あるところまでたどり着くとレンジのような形で少しもみ合うような感じになります。
そこからネックラインを飛び出ればかなり強いトレンドが出来上がるわけです。
形成されるまでに時間を要しますので、長い時間軸で見ていくことがおすすめです。
三角持ち合い
上記図のように三角形のチャートを形成しながら徐々に幅が狭まっていき、最終的にどちらかの方向にブレイクする流れになります。
※個人的には1番利用しているチャートパターンになり、確率も高めだと感じています。
「最近ボラが少なくなってきてるなー」
と感じたらチャートを確認して「三角持ち合い」ができてきていないか見てみましょう。
当てはまっていたらそろそろブレイクポイントが現れそうだと意識しておいた方が良いですね。
まとめ:こんな形になりやすいんだーくらいでいい
今回は5つに厳選して紹介してきましたが、本当にこれくらいで良いと思っています。
それではもう一度確認していきたいと思います。
厳選チャートパターンまとめ
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ダブルトップ(ダブルボトム)
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ヘッドアンドショルダー(ヘッドアンドショルダーボトム)
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V字型トップ(V字型ボトム)
-
ソーサ―トップ(ソーサーボトム)
-
三角持ち合い
とりあえずこれだけ頭に入れておけば、大波に乗り遅れることなく利益を出したり・損切りをおこなうことができると思います。
私はそもそもチャートパターンというものは人間の心理状況が作り出して、人間が勝手に名前をつけてパターン化したものだと考えていますので、本当に参考程度にしか見ていません。
相場は常に進化して毎回まったく同じ動きをすることはありません。
“相場は生き物“
とよく言われますが、その通りだと思います。
実際にトレードしていると本当に生きているかのように決まった動きをすることはありません。
ましてや初心者の頃は、まるで凶暴な捕食者に狙われているかのようにエントリーをすれば逆行して損切りをしたら反転するなんてことがよく起こります。
相場が進化すれば”チャートパターン”も進化しなければいけませんよね。
いつまでも昔の考えにこだわっているとFXでは1つも良いことはありません。
「最近はこのタイミングで反発しやすいな」
「このまま抜けることが最近は少ない」
など独自に考え応用していくことが、チャートパターンを利用したトレード手法だと言えます。
FXでは大衆と同じ動きをしていては勝てませんので、あえて発想の転換をしていくことが勝ち続けられる秘訣なのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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