こんにちはリュースケです
今回はFXや投資の世界では必須になってくる「自分ルール」を作成し、それを守り抜く「方法」「メンタル」について見ていきます。
FXの世界では「ゼロサムゲーム」と呼ばれ、誰かが儲かっているときには他の誰かが損をしているという仕組みになっています。
大きな波に乗ることことは大事ですが、本当に大事なのは自分だけのマイルールを見つけてそれを忠実に再現することです。
全員が全員勝つことはできませんので、勝ち抜くためには裏をかくような手法が必要になってきます。
この記事はこんな方におすすめ
- 自分ルールってなに?
- ルール通り行動できない
- 損切りに強い抵抗がある
自分の力で判断しなければ投資は成功しない
上記は、かの有名な投資家「ウォーレン・バフェット」の言葉です。
他人の「判断」「ルール」に従っているようでは、FXの世界で勝つことはできません。
過去の経験や使用している手法を公開している人もたくさんいますが、その方法が現在進行形の相場に通用するとは限りません。
すべてを疑って見つつ、貴重な意見は参考程度に取り入れることが大切です。
どの世界でも正直者は損をするものです。
- 自分ルールを取り入れることができる
- トレードスキルが向上する
- ルール作成の参考になる
本記事の内容はもくじよりどうぞ
守り続けることが最重要

守り続けることが大事
当たり前の話になりますが、ルールは守り続けなければなりません。
しかしFXにおいて「自分ルール」を守ることがいかに難しいかは、実際に自分の資金でトレードしてみなければわかりません。




例えば
ブログで稼ごうとするには、「継続」ができなければいけません。
それと同じことで、FXではルールを守ることができなければ勝ち続けることはできません。
未来の相場を決めつけない
先の流れを予想することは「しなければいけないこと」です。
しかし予想を確定的なものにして、信じ込むことをしてはいけません。
信じている分だけ予想とは逆に動いた場合に、判断が鈍ります。
あくまでも予想とは「確率的に高い方」という感覚で問題ありません。
今後の「展開」「流れ」を大まかに予想することはできます。
スキャルビングトレードのような超短期トレードにとっては、予想もクソもありませんが、、、
信念を貫き通すという意味では、最初の予想を曲げないことは大事ですが、FXのトレードにおいてはあまり必要のないことですね。
予想が外れた場合は即決済


予想が外れたら即決済






ルールを決めるうえで1番大事な誰もが加えているのが、「損切りルール」です。
この図や言葉だけだと簡単そうに見えますが、最初から機械のようにルールを守れるトレーダーを私は知りません。
実際に自分の予想とは逆行している場合というのは、保有ポジションがマイナスであることを忘れないでいただきたいです。
この「マイナスポジション」というのが、人間の心理に大きく影響を及ぼします。
多くの人はマイナスでの決済をしたくはないと考えているでしょう。
マイナスポジションを決済するということは完全に自分の資産が減ったということになります。
しかしまだ保有している状態であれば、元の値まで戻ることでマイナスポジションを回復させることができます。
S/Lストップロスを設定する
ストップロスとは
損切り設定をすること
設定した値に到達することで自動的に決済が行われます。
ストップロス設定をしておけば、自分の意志に関係なく損切りを行うことができます。
しっかりと根拠をもって損切りラインを設定しなければ、自動で決済されるからといっても後悔が残ることになります。
ストップロス狩りというものも存在する
こういった一瞬だけ下げる現象を「ストップロス狩り」と言いますが、珍しい現象ではありません。
注意ポイント
FX会社は投資家がマイナスになればなるほど儲かる仕組みになっています。
ストップロス狩りを意図的に行う悪徳業者も存在していますので、口座開設の際には十分ご注意ください。


ナンピンも考える
ナンピンとは
保有ポジションはそのままで、追加注文を行うことです。
単純に保有ポジションが増えますので、ハイリスクハイリターンの状態を作り出すということです。
ナンピンは絶対にしてはいけない!などと言われたりしますが、ナンピンによる戦略もあります。
1つ目のエントリー後に少し逆行する場合があるが、すぐに戻ってくる可能性が高いときなどに2つ目のエントリーを設定しておきます。
ココに注意
ナンピンをする場合はリスクが大きくなりますので、ストップロス設定は狭める必要があります。


リターンを得なければ意味がない


リターンを 求めなければ 意味がない
自分ルールを決めるのは良いことだが、ガチガチのルールで固めてしまってはあまり意味がありません。
- エントリーポイントを厳選し過ぎてエントリーができない
- 利確が早すぎて利益が少なすぎる
- 損切りが早すぎて「損切り貧乏」になっている
上記に当てはまっているようだと、せっかくルールを決めてもうまく機能していない状態になっています。
ルールを守ることが目的になっている可能性があります
あくまでも利益を出すことが最大の目的ですので、利益を出せる「自分ルール」を作成することが大切です。
検証を繰り返すことでより精度の高いルールを作ることができます。
ギャンブルトレードということではない
リターンを得なければ意味がないとは言いましたが、「ギャンブルトレード」のような一攫千金トレードを推奨しているわけではありません。
経済指標時のエントリーは避ける


経済指標時は避ける
- 手数料が高くなる
- 方向性がわかりにくい
- 値動きが激しい
上記の内容から特に重要な経済指標のときはエントリーを避けるべきかがわかると思います。
手数料が高くなり損をする
主に「スプレッド」が広くなり、通常時とは比べ物にならないくらいの開きが起こることがあります。
FX会社の手数料
- スプレッド
- 通常手数料
通常手数料は無料の会社が多いので、メインの収入としてはスプレッドによる手数料になります。
スプレッドの開きが大きいということは、私たち投資家は損をしてFX会社が儲かるという仕組みが出来上がります。
方向性が不明確である
経済指標時は値動きが激しくなるし、方向性もはっきりしませんのでエントリーにギャンブル性が加わってきてしまいます。
エントリーは避けるべきだということがわかります。
ブレイクアウト時のルールは明確に
基本的に相場の流れを読むには「トレンド」を掴み「レンジ」幅を把握して「ブレイク」ポイントを見極めるということになります。
ブレイクアウトしたときにはルールを明確にしておかなければ、ズルズルと損失を出していく結果になります。






いわばブレイクアウト時のルールというよりも、「ダマシ」を見極めるためのルール設定が重要になってきます。
とにかく待つ


とにかく待つ
勝負のタイミングまではひたすら待ちましょう。
しびれを切らして「買わなくても良い」もしくは「買ったけど正直どっちにいくかわからない」などの理由では絶対に買ってはいけません。
初心者にかかりやすい病があります。
ポジポジ病です
中級者くらいのトレーダーなら誰でもかかったことがある定番の現象です。
相場を見極めることはできるが、どうでもいいところでポジションを抱えてしまう。


トレードをしないことも戦略
秘訣は、することがないときに、何もしないことだ
ウォーレンバフェット
することがないのだから何もしないことは当たり前ですよね。
しかしFXに関して「何もしないこと」はとてつもなく難しいことです。
最初のうちは「今は下げのトレンドだから売らないともったいない」「どこまででも上がりそうだから買わないと!」などと考えてしまいます。
絶好期がくるまでひたすら待つこともトレード戦略の1つです。


まとめ:自分ルールは決まりましたか?
自分ルールは「検証」「改善」を繰り返すことで、より精度が高く信頼できるものを作成することができます。
他人のマネをしていては勝てる世界ではありませんので、自分だけの手法を編み出すこともFXの魅力の1つです。
FXにはこれといった答えが存在していませんので、科学的に証明したりすることは不可能です。
しかし仮説を立てて予想することは可能です。
自分ルールを運用していくうえで1番重要視しなければいけないのが、そのルールを本当に「守ることができるのか」になります。
何度も言いますが、どんなに最適なルールを作ったとしても守ることができなければ何の意味もありません。
まずは守れるルールを作成して、徐々にレベルアップしていくことをおすすめします。
いきなりハイレベルなルールを盛り込んでも実行するスキルが伴っていなければ宝の持ち腐れです。
トレードレベル向上の努力を怠ると決して長期的に勝てるトレーダーになることはできません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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