こんにちはリュースケです
今回は「ギャンブル依存症」について私の経験をもとに解説していきたいと思います。
投資をギャンブル感覚で行っていたとき、私は1000万以上の借金をしてしまったことがあります。
よく考えてみれば「ギャンブル依存症」だったんだなと思います。
しかし私は「習慣」を変え、「思考」を変化させることで克服することができました。
人間の本能的な軽度のギャンブル依存症ならすぐになってしまうと言っても過言ではありません。
パチンコやスロットはもちろんのこと、ゲームセンターのメダルゲームに夢中になってしまったことがあるのではないでしょうか。
もしくは友達と軽い賭け事(ジュース購入などを賭ける)をしていて、勝つことに快感を覚えたことがあるのではないでしょうか。
この記事はこんな方におすすめ
- ギャンブルがどうしてもやめられない
- ギャンブルをやめる方法を知りたい
- 借金までしてしまい首が回らない
ギャンブル依存症は自分ではなかなか気付けないことが多いです。
なぜならギャンブルのことしか考えられなくなってしまうからです。
ギャンブルで負けてしまい、生活費もままならなくなってしまった場合でも、負け分をどうやってギャンブル返そうかと考えてしまいます。
選択肢はたくさんあるのに優先順位がわからなくなってしまいます。
- ギャンブルをやめるきっかけができる
- ギャンブルに代わる何かを見つけられる
- これからの生活習慣を変えることができる
本記事の内容はもくじよりどうぞ
ギャンブル依存症を理解する
「病的賭博」として正式に精神疾患に認められている
WHO(世界保健機関)が正式にギャンブル依存症(病的賭博)を診断基準に定めています。
日本ではギャンブルにのめり込むなんて「意思」が弱い・「精神力」が弱いと言われがちですが、人間の本能的に抜け出せなくなってしまう可能性があります。
そして私もそうでしたが、自分では気づかないことがほとんどだと思います。
今も毎日パチンコ店に通っている方はいると思いますが、「ギャンブル依存症」の可能性が十分にあります。
もし身の周りでギャンブル依存症の疑いがある人がいれば、精神科への受診をおすすめしてください。
軽度の依存症かも
一度おいしい思いをしてしまうと、軽度の依存症ならすぐになってしまいます。
本来は一生懸命努力して得ることのできる「ドーパミン」という達成感や快感を得られる物質を簡単に分泌させることができます。
要は「またあの感覚を味わいたい」と脳が欲してしまうわけですね。
特にギャンブルはお金が絡んできますので、簡単に儲けたいと思ってしまいます。
借金の有無が大きな差
借金をしてまでギャンブルにのめり込んでいるかが、大きな差になります。
借金をする前段階であれば通常の生活に引き戻すことは、可能なはずです。
しかし借金をしてまでギャンブルをしてしまっている場合は、誰の言うことも耳に入らなくなっている可能性がありますので、引きずってでも強制的に治療を行っていくことになります。
他の精神病と併発している可能性あり
併発の確率が高い症例
- ニコチン依存 約60%
- アルコール依存 約60%
- うつ病 約50%
- 不安障害 約30%
上記のような調査結果があり、それぞれの障害との関係性があることは可能性としてありそうですね。
当人が1番恐れることは「バレること」
例えば
パチンコで負けてしまったが、負けたことを言わない
パチンコやスロットをやる人に「いくら勝った」という話は聞きますが、「いくら負けた」という話はあまり聞かない気がしませんか?
誰でも勝ったことは自慢したいですが、負けた恥ずかしいことを言いたくはありませんよね。
上記のことがひどくなると、借金をして借金したことを隠してしまいます。
ここまで症状が出たら危険信号!?
この一線を越えていたら危険な状態だとわかる判断材料を考えてみました。
自分もしくは周りの人が当てはまっている場合は、早急に対処しなければなりません。
日常生活に支障が出ている
仕事をしているときもご飯を食べているときも、ギャンブルを考えているようだとかなり危険だということがわかると思います。
しかし当人は夢中なので気付くことができません。
常にうわの空だったり・集中力に欠けていたりする場合は日常生活に支障が出てしまっていて、ギャンブルを楽しむという範囲から明らかに逸脱してしまっています。
負けているのにやめられない
上記のように考えられているうちはギャンブルを楽しむことができていると言えます。
しかし「今月は負けてしまっているから、負け分をギャンブルで取り戻さなくてはいけない」と考えてしまう場合はかなり危険です。
注意ポイント
やめ時ががわからなくなってしまっているときが、1番危険です。
とにかく生活の中心がギャンブル
例えば
仕事が終わったら「パチンコ」に行こう!
休日は競馬であの馬を買おう!
ギャンブルはお金が関わってきますので、趣味と呼ぶにはあまりにも危険な事柄です。
スポーツや学業のことを考えるのとは、少し訳が違ってきます。
今の楽しみがギャンブルしかない場合は、代用できる何かを探すことをおすすめします。
判断材料
参考になる資料を見つけたので引用しておきます。
ギャンブルのために仕事や学業がおろそかになることがあったか? ギャンブルのために家族が不幸になることがあったか? ギャンブルのために評判が悪くなることがあったか? ギャンブルをした後で自責の念を感じることがあったか? 借金を払うための金を工面するためや、金に困っている時に、何とかしようとしてギャンブルをすることがあったか? ギャンブルのために、意欲や能率が落ちることがあったか? 負けたあとですぐにまたギャンブルをして、負けを取り戻さなければと思うことがあったか? 勝ったあとですぐにまたギャンブルをして、もっと勝ちたいという強い欲求を感じることがあったか? 一文無しになるまでギャンブルをすることがよくあったか? ギャンブルの資金を作るために借金をすることがあったか? ギャンブルの資金を作るために、自分や家族のものを売ることがあったか? 正常な支払いのために、「ギャンブルの元手」を使うのを渋ることがあったか? ギャンブルのために、家族の幸せをかえりみないようになることがあったか? 予定していたよりも長くギャンブルをしてしまうことがあったか? 悩みやトラブルから逃げようとしてギャンブルをすることがあったか? ギャンブルの資金を工面するために、法律に触れることをしたとか、しようと考えることがあったか? ギャンブルのために不眠になることがあったか? 口論や失望や欲求不満のために、ギャンブルをしたいという衝動にかられることがあったか? 良いことがあると、2、3時間ギャンブルをして祝おうという欲求が起こることがあったか? ギャンブルが原因で自殺しようと考えることがあったか?— ギャンブラーズ・アノニマス日本 インフォメーションセンターのホームページおよび帚木2004、34-36頁より。
なぜやめられないのか
スリルを求めてしまう
人間はストレス解消のために「スリル」を求めてしまうものです。
そのスリルをギャンブルで代用してしまっているということです。
スリルの満たし方は人それぞれです。
「不倫」で満たしている人もいれば、「爆買い」で満たしている人もいます。
ドーパミンが溢れる
ドーパミンを得ることで私たちはやる気を維持することができます。
本来ドーパミンとは、苦労して努力の先に得られるものです。
しかしギャンブルで簡単にお金を増やせてしまった場合、ドーパミンを得られることができます。
しかも簡単に得られることにより、またあの快感を感じたいと思ってしまうことが「ギャンブル依存症」につながっていきます。
対処法
一般的にできる対処法を紹介していきたいと思います。
実はここまでたどり着くことができたら、あとは改善していくだけなので実行あるのみです。
ギャンブル依存症だと気付くことが最大の難関だということを覚えておいてください。
カウンセラーに診てもらう
1番手っ取り早い方法です。
しかしなかなか勇気が出ない人もいると思いますので、他の方法も紹介したいと思います。
お金の管理をしてもらう
まず絶対に借金ができないように通帳や借金できる類のものを信頼できる人に預けましょう。
そして月のギャンブルに賭けても良い額を決めてもらい、管理してもらいます。
ここに注意
ここで一気にギャンブルを遮断することは、逆効果ですので少しだけギャンブルをできる環境を残しましょう。
習慣を変える
ギャンブルに代用できる趣味や習い事を始めましょう。
今までギャンブルに当てていた時間を有意義に過ごして、人間的に成長できれば幸福感を得られることができます。
まとめ:ギャンブルはやめられます
まずはギャンブルの本質を理解してなぜやらなければいけないのかの理由を見つけ出しましょう。
そして認知させる(する)ことが最重要ポイントです。
認知したら周りの人を頼り、「ギャンブル依存症」からの脱却を成功させましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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