こんにちはリュースケです
今回は海外FXの「3大魅力」の1つである「ゼロカットシステム」について解説していきたいと思います。
簡単に言うと、FX取引において発生したマイナス資産は海外FX会社で負担しますので安心してトレードしてくださいねーということです。
まぁいろいろと突っ込みどころはあるかと思いますが、順に説明していきます。
この記事はこんな方におすすめ
- ゼロカットシステムってなに?
- 借金になることはないって本当?
- 資産がマイナスになるってどういうこと?
「ゼロカットシステム」というだけではいまいちピンとこない部分もあるかと思います。
私も最初にちょっとなに言ってるのかわかりません状態になりましたので、わからないポイントは把握できていると思います。
と思いっきりマイナスになり、マイナス表示が0に戻ったときに感動すらしたのを覚えています。
本当に当時は無知でしたが、経験することでみなさんに伝えられることも増えたので良かったと思っています。
- 海外FXの魅力の1つを理解できる
- 借金リスクがないことがわかる
- ゼロカットシステムを理解できる
本記事の内容はもくじよりどうぞ
ゼロカットシステムとは
日本のFX会社だと普通に借金として扱われて、自分でマイナス分を補填しないといけないからね!
上記画像は「窓開け」「GAP」などと呼ばれる現象で、土日の間にレートが急変した場合このような形で月曜日に取引が開始されます。
ポジションを持ち越してしまったときに、窓が開いてスタートしてしまうと強制ロスカットが間に合わずに口座残高がマイナスに転じてしまうわけです。
たいていの相場変動では強制ロスカットで対応してくれるので、滅多に起こる現象ではありません。
しかし国同士の経済状況が大きく変わりそうなときは、なるべくポジションの持ち越しはやめましょう。
追証もなし
日本のFX会社では証拠金100%以上を維持しなければなりません。
口座残高20000円とします。
- 証拠金が10000円必要な通貨を保有している状態です
- 予想が外れて-12000円のポジションを抱えています
- 翌日に持ち越してしまいました
- 証拠金100%にするには、2000円を口座へ追加入金しなければなりません
- 期日までに入金がない場合、相場が回復していても強制ロスカットになります
という現象が発生します。
しかし海外FXでは証拠金100%を下回って持ち越したとしても、追加入金して口座残高を増やす必要はありません。
強制ロスカットを執行するまでは、なにも要求されることはありません。
○○ショックにおびえる必要なし
大きく相場が変動するときは、それなりの原因があります。
「リーマンショック」や「ドバイショック」それ以外でも「イギリスEU離脱」などの場合にも為替に大きな影響を与えてきましたね。
そんなもしもの場合にもおびえる必要がなくなります。
これだけでも海外FXを選ぶ理由になりますよね。
利用方法
利用方法ですが、会社によって少し違う場合があります。
さほど差はありませんが、だいたい3パターンですね。
- 自動で0に戻してくれる
- 申告しないと戻してくれない
- 次回入金時の口座への反映時に戻る
ゼロカット執行方法は各会社のホームページに記載してありますので、確認しておきましょう。
特に申告制の場合は、先走って入金してしまうとゼロカットが行われる前に口座に反映されてしまい悲惨なことになります。
回数制限
特別悪質な行為を行わなければ、制限はありません。
禁止行為あり
ここまで海外FXに興味がある方なら日本の業者と比べるとゆるい部分があると感じているはずです。
しかし少しゆるい設定とは裏腹に、口座凍結などのペナルティを受けることが多いです。
ゼロカット以外のペナルティ
- しばらく口座を放置すると凍結してしまう
- 両建て禁止
- 業者間アービドラージ
- ボーナスを家族名義などで受け取る
ゼロカットを利用しない禁止行為でもこれだけの数があります。
なぜ海外FXがレバレッジを高くできたり、ゼロカットというシステムを設定できるのかがわかるような気もしますね。
ゼロカットを利用した禁止行為
簡単に言うと博打のようなことを繰り返し行うということです。
海外FXはレバレッジの設定が日本と比べると何十倍にもなりますので、少額でも大きな金額を動かすことが可能です。
それを利用して少額を入金して、大きく掛けます。
相場が予想と逆に動いてしまえばすぐにロスカットになりますが、良い方向に動けば大きくプラスにすることも可能なのです。
上記の行為をやるタイミングによってはペナルティを受けるタイミングが高くなります。
避けるべきタイミング
- 週明けの窓開けのとき
- 重要な経済指標発表の前
相場が大きく動くかもしれないタイミングでのエントリーは疑われやすいので、なるべく避けるように取引しましょう。
ここに注意
ちなみに他の会社を利用した禁止行為をわざとやろうとした場合、プラットフォーム(MT4/MT5)が同じであれば取引履歴が記録されていますので、すぐにバレます。
国内FX会社はなぜゼロカットをやらないのか
日本の金融商品取引法で禁止されているからです。
提供したくてもできないのが、現実です。
なぜマイナス分をカバーすることができるのか
先ほど禁止行為の部分でも記載しましたが、ペナルティを多くしてロスを減らしているという事実がまずあります。
次にそもそも利益が出る仕組みに日本と海外では大きな差があります。
海外FXは顧客の取引量が多いと利益が上がり、国内FX業者は顧客の損失が多いと利益が上がる仕組みになっています。
レバレッジの規制も対策の1つです。
本来レバレッジの倍率の制限は、海外ではありません。
そこをあえて1000倍にしろ設定しているのです。
FX取引とは海外FXだろうが国内だろうが、不透明な取引が多く見られます。
一概にこの部分でゼロカット資金を調達しているとはどこの会社も宣言していません。
グレーな部分をすべて暴くのは無駄な労力を使うだけですので、会社選びの際には「取引の透明さ」「信頼性」のバランスを重視していくのがおすすめです。
ゼロカットシステムがあるからと言って、油断していると管理不足の会社などは大きな相場変動を予測しきれずに経営が破綻してしまうなんてこともあります。
まとめ:ハイレバとの相性は抜群
禁止行為にならない程度にハイレバで取引することは、何の問題もありません。
- 翌日にポジションを持ち越さない
- 重要な経済指標前の取引
上記以外で取引することをおすすめします。
デメリット
少額ハイレバで博打のようなトレードを行っていると、トレーダーとしてのレベルは全く上がりません。
逆に資金管理能力が下がり、今後成長できなくなりますので長期的にみるとおすすめはしません。
結局ロスカットされるからあまり適用されない
相当な急変相場でなければ強制ロスカットで引っ掛かりますので、実際にゼロカットが適用されることはほとんどありません。
しかし「ゼロカット」があるということは、トレードしていく上で安心材料になりますので保険としてあれば良いですよね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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